Holisitic Healing(短期療法)

A ダウジング
~催眠誘導~

1.ダウジングと精神状態の関係

ダウジングとは、ペンデュラムをもったとき、指はうごかさなくても筋肉細胞が無意識に動くことによる共振振動で振り子のように揺れが大きくなる現象をいいます。
人体を構成する細胞一つ一つの振動の総和(固有振動数)は、人固有のもので健康状態、年齢、精神状態によって変化しています。

そのため、手にもったペンデュラムの動きも精神、健康状態の影響を受け、精神が安定した状態だと、 無意識も安定しているため、思ったことが素直に筋肉細胞に伝達され、きれいに動きますが、不安定な精神状態だと上手く伝わらず動きもぎこちなくなりま す。
精神状態の不安定な人が、最初にしてもうまく動かないのは当然ですので、気にせずに実践してください。

2.ダウジングの目的

作成したペンデュラムでダウジングを行います。
本催眠でダウジングを行う目的は2つあります。
一つは、ペンデュラムの動きを目で追うことによる眼振運動でレム睡眠に近い状態にし、催眠状態へと誘導させることです。
催眠状態とは、うたたねに近い状態のことですので、眼振運動をすることで眠気を誘い催眠状態へ誘導する効果があります。

精神疾患など長年悩んでいる人は、無意識に体が緊張し、力を抜いてリラックスしているつもりでも自然に力が入ってします。
そのため、ダウジングをしても最初の頃は上手く回すことができないかと思います。
また、ダウジングは下準備で用意したものを持って腕をあげて行いますが、最初のうちは数分で痛くなり10分間もあげていられない方も多いと思います。
しかし、回数を重ねるにつれ身体の緊張がとれていき、次第に長時間腕をあげていられるようになります。
2つ目の目的としては、だんだんと腕をあげていられる時間が長くなっていくので、精神状態がだんたんとよくなり自信をもつことができるようになることです。
最初のうちは無理せず、途中で腕をさげて休ませながらでもいいので最後まで行ってください。

3.手順

ペンデュラムを持って、目の前で鈴を揺らすことでダウジングを行います。
電気をつけた状態で行ってください。

3-1.ペンデュラムの持ち方

①ペンデュラムは5円玉を中指と親指で挟んで持ちます。

②鈴の高さは目と顎の間になるように持ち、鈴と目の間は10~30cm程度離して持ちます。

3-2.ペンデュラムの揺らし方

揺らすときは、左右⇒前後⇒左回転⇒右回転の順に行います。

①左右に揺らす
『揺れる揺れる左右に揺れる』
『揺れる揺れる大きく左右に揺れる』
『止まる止まる静かに止まる』
をそれぞれ6回程度唱え揺らします。

②前後に揺らす
『揺れる揺れる前後に揺れる』
『揺れる揺れる大きく前後に揺れる』
『止まる止まる静かに止まる』
をそれぞれ6回程度唱え揺らします。

③左に回転させる
『回る回る左に回る』
『回る回る大きく左に回る』
『止まる止まる静かに止まる』
をそれぞれ6回程度唱え揺らします。

④右に回転させる
『回る回る右に回る』
『回る回る大きく右に回る』
『止まる止まる静かに止まる』
をそれぞれ6回程度唱え揺らします。

練習用動画

練習用音声